前日の夜、破水したとの連絡あり。
明朝、再度連絡をもらい、昼過ぎから夕方頃になりそうと聞く。
午前中の仕事を終えて病院に向かう。
12:49 分娩室にて 陣痛間隔がだいぶ短くなってました。

痛がる様子を撮る方もつらいので、しばらくボクはフェードアウト。
13:06 分娩室の前の廊下。2時頃には生まれそうと聞かされる。あと一時間。

14:35 しかし、2時を過ぎてもいっこうに気配もなくて・・・
これも生まれてくる赤ちゃんの都合だから仕方ないね。
院長先生の話によると、夕方頃になりそうだと。

14:43 部屋で。

とても明るい性格のお母様達で、女学生のようにキャピキャピしています。
16:09 再び分娩室の前で。中の様子をうかがうお母様たち。


ひたすら待つしかないのだけれど、どこか楽しいムードが漂う分娩室の前でした。
16:46 いよいよらしくてご主人が白衣を着けます。
白い巨塔といって写メしていました。

16:52 分娩室からほんぎゃーって元気な泣き声が聞こえました。
廊下ではお母様達の拍手が起こります。

16:54 入って良いよと言われて中へ。

16:54 いきなりの新生児で撮影者びびる(汗)

生まれて2分の赤ちゃん。まだ名前もない。
まっさらななまえ=ビューティフルネーム
16:55 奥さんをなでなで。

奥さんも元気。

16:57 横で処置を受ける赤ちゃん。
いろんなことがグルグルして、見てたら勝手に涙が出てきて・・・

17:03 新生児室で新おばあちゃん達とご対面。
早速、写メをしておりました。

おへその処置をうけながら。

その夜、名前が決まったとメールを受けました。
おめでとう。
追記
書こうかどうしようか迷ったのですが、
このあとボクは親類のお通夜に向かいました。
ボクよりも年下の方のお通夜でした。
生まれるって何だろう?
死ぬって何だろう?
あたまの中でいろいろな事がグルグルしていきました。
自分らしく生きたいなあ。
<出産写真について>
2009年 たまたま見ていたテレビで松永知恵美さんという「出産」を撮っている写真家さんを知りました。
テレビを通してホンのわずかして見ていないんだけど、背中に鳥肌が走るくらいの感動を覚えました。
松永さんのその写真からはじんじんするくらい素晴らしいパワーがあふれでていました。
それ以来、
自分も出産写真を撮ってみたいと思い、
身近な方から出産の話を聞く度にお願いして撮らせてもらっています。
ホントはこういう撮影は女性カメラマンの方がいいのですが
その場の空気にドキュメントを感じて撮っています。
興味のある方はご連絡下さい。
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