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<愛知県稲沢市 去年のはだか祭り>
去年から縁あって国府宮のはだか祭りの記録写真を撮っている。
近くのお祭りだけどそれまで一度も行ったことはなかった。
国中の厄を背負わされた難追人(なおいにん)=神男。彼に触れると厄を落とせるという。
だからみんな群がり練りになってゆく。
だったら握手会みたいにすれば簡単で安全なんじゃなかろうか?
何も知らない自分はそんなこと考えていた。
いろいろ調べて行くとかなりエグイお祭りだとわかる。
昭和になってこそ神男は名誉職になったが、それ以前は誰もやりたがらない文字通りの難追人であった。
だから時には旅人を捕らえ身ぐるみ剥いで難追人に仕立てあげる。
彼に触れに群がるのではなくて、みんなでこづき回す。最後は火を付け刀で追い回す。
資料にはそんな記述がある。かなり怖い祭りだ。
現在のはだか祭りでは難追人は神男になり、彼の周りには彼を守るための数十人の味方がいる。
群がる<はだか男>たちを近づけまいと押し合いになる。それが<練り>になって行くのだ。
知ると祭りがますます面白くなった。
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by misawa_now
| 2014-02-11 22:51