フォルムの美しいランドナーって、低いハンドル位置と長目のステムの突き出し・・・
そんな価値観が1970年代からあったと感じています。
でも実際のってみると、ランドナーってその使われ方の割に
けっこう前傾姿勢がきつなあとつねづね思っておりました。
特に脚力が落ちてきた近年は前傾がツライ・・・
なのでステムを交換して、ポジションを変更してみることにしました。
以前付いていたのは、高校時代に変更した突き出し70ミリのニットーのステム。
純正よりも10ミリ伸ばして乗ってました。
ネットで捜してみると昔よりも種類もサイズも豊富なんですねえ。
突き出しを短く50ミリにして、首の部分が長いものに交換しました。
これでハンドルが以前より2センチ手前4センチ上にセットされます。
変更してどうなったか?
バーの上を持てば、かなりママチャリ感覚。グリップを握れば以前よりもワキが閉まるから力が入れやすい。
で、下を握ればそれなりの前傾。ドロップのスリーポジションがちゃんと活かせるようになりました。
ただちょっと、間抜けなフォルムになってしまいましたが。
ポジションって、個人の癖や体型などもあってこれが正解だというモノがないのですが
174センチ93キロ胴長短足の柔道向き体型の自分にとってはかなり理想に近づいたと思います。
サドル位置は、前にすると回転は上げやすいけど力が入れにくい、後ろにすると力は入るけど回転が上がらないことを頭に入れて結構煮詰めてこの位置が一番自分にあっているみたいで決定しました。
バーの方は、基本的に脇を締めた方が力を入れやすいので、突き出しを減らして手前に持ってきたのは正解だと思いました。
ただ、立ちこぎの時にバーの上や両端のカーブを持つと窮屈な感じなので、ブレーキ部分を握って立ちこぎした方がしっくりきます。。
バーの高さはモロに平均スピードに影響するみたいで
高いと気楽なのですが、スピードが出ない感じ。通学中の女子高生にも抜かれる。
5キロ以内ならこれでよいけど、それ以上になるとステムを少しづつ下げる調整をした方がよいかも。
しかし、バーの高いとこんなにも気分が違うモノなんだなあと痛感した次第です。
楽しく走りたいですよね。

上ポジションで快適なように、セーフティーバーも追加。
以前は、重くなるし格好悪いで否定派でしたが、
付けてみるとすごく便利ね。